世界産業遺産の郷 田染荘

小川のせせらぎや山里を吹き抜ける風、揺れる稲穂…。ここ田染荘は、昔ながらの田園風景が輝きを失うことなく今もなお色濃く残されています。
千数百年の昔、国東半島が六つの郷にわかれていた頃、この地域は一面うっそうとした原野でした。743年の墾田永年私財法の成立によって、この地を豊かな水田地帯にしようと、幾多の農民や宇佐神宮が尽力。それにより、この土地の地形を利用して様々な曲線を描いた、独自の水田が生まれました。やがて、墾田された水田は荘園となり、ここに田染荘が誕生、宇佐八幡宮の「本御荘十八箇所」とよばれる根本荘園のひとつで最も重用視された荘園として栄えました。
時代は移り変われど、水田や周囲の景観が昔のままの姿で守り受け継がれているのは、ここ小崎地区のみ。平成22年に「田染荘小崎の農村景観」として国の重要文化的景観に選定されました。

世界農業遺産

平成25年に豊後高田市を含む国東半島・宇佐地域が「世界農業遺産」に認定されました。中世の景観を残す田染荘では、クヌギを活用した原木しいたけの栽培や水田農業の営みなどが見られ、まさに「世界農業遺産の郷」を
象徴する場所でもあります。

間戸岩屋(まどいわや)

岩屋には、朝日観音と夕日観音という二つの観音様があり、夕日観音の展望所からは田染荘小崎地区の絶景が一望できます。四季折々の田園風景はのどかで、郷愁をさそうほど。最近では、近くにある穴井戸観音(あないど
かんのん)とともにパワースポットとして注目されています。

御田植祭・収穫祭(おたうえさい・しゅうかくさい)
開催時期 :御田植祭 6月第2日曜日/収穫祭 10月第2日曜日

中世時代の衣装をまとい、昔ながらの手作業での農業体験ができます。当日は地元の食材をふんだんに使った里山料理を味わえるとあって、評判を呼んでいます(有料)また、6月上旬にはホタル鑑賞イベント「ホタルの夕べ」が開催され、竹灯籠と乱舞するホタルの幻想的な光景は心をいやしてくれます。

雨引社(あまびきしゃ)

雨引社鳥居の前の湧水を利用して、ここ小崎区の水田開発
が始まったといわれ、今でも荘園一帯の水田の守り神とし
て深く信仰されています。

荘園領主(水田オーナー)制度

荘園の里では、中世から受け継がれている景観を広く共有するため、平成12年から水田オーナー制度に取り組んでいます。領主の方には、減農薬で栽培され、甘く香り豊かで美味しいと評判のブライド米「荘園米」の贈呈や「御田植祭」「収穫祭」へのご優待、芳名板への掲示などの特典があります。
田染荘の豊かな恵みを堪能できる、温かな里の心をお届けします。

荘園領主制度・イベントのお問い合わせ
荘園の里推進委員会事務局 0978-26-2168

「味処 荘園ほたる」では、地元のお母さん達が減農薬栽培のブランド米「荘園米」や原木栽培の自慢のしいたけ、ほのかなあまみと食感を楽しむ「マコモ」など田染荘で収穫した旬の野菜をふんだんに使った里山料理でおもてなし。地産地消にこだわった”ふるさとの味”を堪能できます。

里山料理(要予約)

荘園の恵み膳(15名〜40名様) / 里山料理バイキング(20名〜50名様)
お弁当もできます(応相談) 0978-26-2428

のんびりすごそう農家民泊

のどかな田園風景に囲まれる小崎地区では、田舎暮らしや農作業体験などができる農家民泊の受け入れも行っています。
そば打ちや竹細工、わら細工、こんにゃく作りなどの体験もできます。地元ならではの旬の食材をつかった里山料理を味わいながら、ゆっくりと流れる里の時間を満喫できます。

豊後高田市グリーンツーリズム推進協議会
0975-25-8505

Copyright © 豊後高田市観光まちづくり株式会社. All right reserved.